「お金の減らし方」を考えて自分の夢を明確にする【お金の減らし方の要約】

スキル

「会社に振り回されて思うようなキャリアが描けないように感じていて仕事のモチベーションが下がってきました。そもそも本当にやりたいことが何だったっけ」

そんな、この先に不安を感じているあなたに、本当にやりたいことを見つけるためのヒントとして、「お金の減らし方」を真剣に考えることを本記事ではおすすめしたいと思います。

私自身、入社直後はやる気に満ち溢れていました。

将来は所属する組織を取りまとめる役職につきたい。

そのために、平日の早朝から夜遅くまで、更に休日も働く。

しかし、現実は会社の経営状況により部署異動の繰り返し。

毎年、一から仕事を覚えなおし、人間関係をつくりなおすことに疲れてしまいました。

様々な経験を積めるという点ではプラスです。

しかし、自分がそもそもやりたいことが分からなくなり、ずるずるとモチベーションが低い状態でダラダラと会社生活を過ごしてしまいました。

そんな状況から早く抜け出すための方法として、森博嗣さんの著書「お金の減らし方」を読んで、お金の減らし方を考えることを通して、自分が本当にやりたいことに向き合うことをおすすめします。

「お金の減らし方」を考える

多くの人は、貯金を増やして安定した生活を送りたいと考えています。

そして、その手段として会社で働いているのではないでしょうか。

要するに、お金を増やすことが出発点になっているのです。

また、別の人は自己実現と称して、社会貢献や高い役職を目指す人もいるでしょう。

ただし、もしお金をもらえなかったとしたら、本当にそれを目指しますか。

その社会貢献を全く誰一人に認知されなくてもやる気になれますか。

社会人になるときに、自分のやりたいことを考えたつもりになって、あるいは社会の風潮に流されて、なんとなく働き始めた人が多いのではないでしょうか。

私もその一人です。

「私はそんなことはない!」

そう自分で思っている人ほど要注意。

また、これがやりたいという明確な夢はありますか。

夢ややりたいことが明確な人はそもそもこの記事はスルーしそうです。

多くの人は、夢ややりたいことが明確ではなく悩んでいるのではないでしょうか。

そんな、自分が本当にやりたいことを明確にするためのヒントとして、森博嗣氏の「お金の減らし方」を一読することをおすすめします。

この本を要約すると、承認欲求を満たすことにお金を使うのではなく、自分の本当に追求したいことにお金を使いましょう。刹那の楽しみではなく、長期的にスキルを積み上げていくほうが幸福度が高いです。という内容です。

自分は何のために働いているのか?

お金を増やすことばかり考えていないか。

そうではなく、どのようにお金を減らすかを考えることで、自分と向き合い、本当にやりたいことに気づくことができます。

お金を増やすことは目的ではなく、手段です。

お金を増やすことが目的化し、自分にとってどのような状態が幸せなのか、追求すべき目的を考えることをやめていませんか?

「お金の減らし方」が明確になるとお金が増える?

お金の減らし方が明確になる。

つまり、自分が心からお金を使ってやりたいことがわかる。

そうなると、無意識のうちにそれを実現するためにアンテナを張るようになります。

そして、それを実現するための資金を獲得しようと行動します。

結果として、お金が増えることに繋がります。

「お金の減らし方」の著者である森氏は、子供の頃から庭に鉄道の線路を敷いて、鉄道模型を走らせたいという夢がありました。

しかし、当時の収入では実現が難しかったので、小説を書くアルバイトを始めました。

それが大きな収入を生み出し、夢を実現しています。

要は、お金の減らし方と向き合い、自分が心から実現したいことを明確にできれば、自然とそれを実現するための努力をしてお金を増やすことができるという話です。

私もこれに同意です。

お金を増やすことが目的では、長い人生でモチベーションが保てません。

結果、挫折してお金が思うように増やせないでしょう。

そうではなく、遠回りのようですが、承認欲求を満たすことではなく、自分が本当に実現したいことを明確化することが、不可欠です。

ここを飛ばして、安易にHow toを探しがちですが、それはダメです。

お金の減らし方と向き合うことを通して、自分がお金を使って実現したいことを明確にしましょう。

まとめ

お金の減らし方の要約を通して、自分の夢と向き合うことの重要性について説明しました。

お金を増やすことが目的化して、会社で働くモチベーションが低下していませんか。

まずは、森氏の著書「お金の減らし方」を読んで、自分の実現したいことを明確にするきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。